2009.11.18

音楽のイニシエーション

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「例えば満天の星空や台風による大津波
自分が何も反応できない、
あらがえない大きなものに遭遇した時というのは、
もはや心や身体は全然役に立たなくて、
細胞が震える感じ

それは音楽と向き合う時も同じで、
泣きたくもないのに涙がでるような感覚
この体験がしたくてずっと音楽に寄り添っている」  

高木正勝



細胞の一つ一つに音が染み渡るのは久しぶりだった
頭や心で感じることを通り過ぎて
身体の奥深くから熱いマグマみたいなものが
子宮にあつまって高揚する感覚

それはまさに特別なイニシエーションだった


古来、音楽は「祈り」であり
天と繋がるもの、魂が奏で共振し合うものだった

近年、音楽はビジネスになり、エゴを吐き出す場にもなった
いつの間にか私たちはその表面的な「飾り」を音楽と呼ぶようになった

忘れてしまった何か
それでもそれをも音楽は超越する
まさに細胞に、一つ一つの細胞に色彩を塗りたくる
音楽にはそんな瞬間がある

感覚を開放的にしておきたい
頭でthinkするより身体や心でfeellしたい

「祈り」の音楽を奏でたい
大空の雲をも
海の波をも共振させるような
そんな音楽をしたい


音楽はいつでもそんなイニシエーションを
私たちに与えてくれる

















この記事へのコメント
わたしもfeelがしたい。でもふと忘れてしまいがちな感覚。それがたまったとき、いつも体と心がバラバラになり、なんというか爆発がおきている気がする。
Posted by kuwari at 2009.11.19 10:11 | 編集
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