2008.08.17

出雲旅行記

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夜を手放し太陽を迎い入れた朝
始まりの澄んだ光と共に
私は大きな岩の前に佇んでいた

島根県出雲
出雲大社をはじめとする多くの古代からあるお社と
豊かな自然とともに神が住まう場所だ

出雲大社の参拝を終えて、そのまま引き込まれるように
本殿の横を通って、裏にそびえ立つ山の方に行った

木々の揺れる緑の中、本殿の横で震えた
その感情をなかなか言葉には出来ないけど、
自分の魂を揺らす、大きすぎる存在に出会えた時と似ていた

出雲大社の本殿の裏には小さいお社があった

素鵞社

苔に包まれていてしばらく目をそらすことが出来ない
とても大きな存在感を感じさせるお社だ

ここは素鵞鳴尊(スサノオノミコト)が祀られている

そのお社の裏に磐境(大きな岩)があり
そこは天とこの世の境目のような場所だった

わたしはしばらくそこで佇んでいた
きっと古代はこうした山々が神だったのだと感じた

それは神道のルーツともされている沖縄のウタキ(祈りの聖地)が
何もないことと同じだった

何もないのに何かある 場所

朝のはじまりの光が射した時、
その岩が生き生きと呼吸をしている事に気がついた

太陽が空を包んだ、あの眠りから覚めた
自然のはじまりの唄を感じた

自然と自分は何も変わらないと思った
森羅万象と共生し生きている、自分という小宇宙



帰り際、八百万の神々に祈る祝詞が聞こえた
おじさんが隣で手を合わしていた

すごく何かがよみがえった
これでいいと思えた

大地が呼吸するように
わたしも呼吸をする

そこには音がちゃんとあった



以前、研究者の大橋力が興味深い話をしていた

人間はアフリカの熱帯雨林で進化して現生人類となったから
人間の遺伝子と脳は、音が豊富なその熱帯雨林の
環境に合わせて設計されている 

自然のもつ音はもともと私たちが必要とする音


帰ってきてから都会を通ると、音がないと感じるのは
このせいかもしれないと思った






***
今日は満月です
昨日スーフィーのBody Art Workshopに参加しました

「Dhikr」というチャンティング(詠唱)とムーブメントなどを通して、
体を動かすことの神髄はどこから来るのか、
ムーブメント(動くこと)をしながら瞑想したりととても充実した内容でした

意志や思考、感情をも超えたところでわき上がる動き
それはまさに魂のパフォーマンスといえ、
こういった動きに気づかされる事は、唄を歌う上でもとても勉強になりました

自分を空っぽにして、オーディエンスのエネルギーと共鳴し、自分に取り入れ
まさにそれが原動力となり、自分を超えたパフォーマンスをする

唄い手としては人に伝える上で、大切な軸だとおもいます

8/24(sun)にはcamel of dreamというスーフィーの
音楽イベントがあります
Rumiというすてきな音楽グループのライブ、
ベリーダンスのパフォーマンスもあります

わたしもスタッフとして行く予定なので、
よかったら遊びにきてみてください☆
http://www.kahve.jp/hammam/0824_ws.htm



出雲旅行記、続きも近日UPします

お楽しみに