2007.12.08

祈り

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先日ウズベキスタンを旅し、帰国したばかりの友達が写真を見せてくれた
一枚の写真に言葉を失った

モスクの中で跪き祈る人
透き通りどこまでも強い光が放たれ
そこを充満させる祈りのにおい

写真からそのにおいがもれて、私の空を染め上げた

祈ること

光が強く祈りを包み込み
何でもない日常が実は奇跡の連続であることや
生きていることは生かされていることを教えてくれる

日常には見たくない世界に出会ってしまう瞬間も多い

大切なものを目の前にしても傷をつけ合ってしまう人の傲慢さ、
魂を飾りで縫い上げ、本質を見ることができない臆病さ

それが自分の中にうごめき始めた時
哀しみと絶望の後、抜け殻になり
私は誰に言われるのでもなく
そこに意志があるのでもなく
ただただ
手をあわせている時がある

そんな時は
神様に救ってほしいとか
願いを叶えてほしいとか
当たり前のようにあったそんな感情が消えている

不思議なくらい絡まった感情に意味を感じなくなり
感謝の気持ちが全身を包む

涙がただ合わせた手をつたってあたたかく流れて
すべてが幸せであればいいのにと思う


それは内に眠っていた
魂の声なのかもしれない


愛する人を愛するように
愛する自分を愛するように

意味も飾りも欲もなく
ただ 祈る ということ



祈りには紛れもなく大きな愛が宿っている









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