2007.11.01

白い心

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真っ白な心
誰も手をつけていないキャンバスのように
それはまた、どこまでも掴みようのない雲のように
ただただ私の心を彷徨っている

太陽が昇り日が沈む、そんなふうに単純に生きられればいいのに
まるで太陽に月の光を求めるように
感情はただ掴みようもなくここに漂っている

恐れているのは本当は何かの対象ではなく
自分の心なのかもしれない

臆病で強がりでわがままな自分
それでもこうやって必死に生きる自分が
強すぎる満月の光のように、時に直視出来ないでいる


真っ白な心に陥った時に 声に出して読む詩がある
本当に大切なことをあらためて気づかせてくれる詩だ

真言のように祈りにも似た言葉

大切な人やことを大切にする
それは本当はとってもシンプルな事なのに難しい

この詩は本当に大切なものを大切にする術を
信じることの強さを
教えてくれているのかもしれない




大切なすべてにあいをこめて





『誘い(いざない)』          
ネイティブ・アメリカンの古老
オリア・マウンテン・ドリーマーの言葉より   


あなたが何で生計を立てていようと、わたしには興味はない  
知りたいのはむしろ、あなたが何で心を痛めているか、
そしてあこがれとの出会いを夢見る勇気を持っているかどうかだ

あなたが何歳であろうと、わたしには興味はない  
知りたいのはむしろ、あなたが愚か者に見えるのも覚悟のうえで、  
あえて愛を、夢を、生きるという冒険をもとめるかどうかだ

あなたの星座が何座だろうと、わたしには興味はない
知りたいのはむしろ、あなたがあなた自身の悲しみの中心に
触れたかどうか、そして人生の裏切りによって心を開かれたのか、
それとも縮みあがり、さらなる苦痛を恐れて、
心を閉ざしてしまったのかだ

わたしの苦痛だろうと、あなたの苦痛だろうとかまわない
あなたが苦痛に耐えられるかどうか、
その苦痛を隠したり、薄めたり、とりつくろったりするために、
じたばたせずにいられるのかどうかを知りたい

わたしの喜びだろうと、あなたの喜びだろうとかまわない
あなたが喜びとともにいられるのかどうか知りたい
あなたが野生とともに踊り、手足の先まで歓喜に満ちて、
わたしたちに用心せよとか、現実的になれとか、
人間の限界を思い出せなどと、警告せずにいられるのかどうかを
知りたい  

あなたの話していることがほんとうかどうか、わたしには興味はない  
知りたいのはむしろ、あなたが他人を落胆させることを恐れずに、
自分に正直になれるのかどうか、そして裏切ったと非難されても耐え、
自分自身の魂を裏切らずにいられるのかどうかだ

あなたが誠実で、それゆえに信頼できる人間なのかどうか知りたい
きれいでない日常的な物の中に美を見いだすことができるのかどうか、
そして自分の生の源は神の存在にあると言えるのかどうか知りたい  

あなたが失敗に耐え、湖の縁に立って銀色の月の呼びかけに、
答えることができるのかどうか知りたい  

あなたがどこに住んでいようと、どのくらいお金を持っていようと、
わたしには興味はない  
知りたいのはむしろ、悲嘆と絶望の夜のあと、疲れ果て、
骨の髄まで打ちのめされて、それでも起きあがり、子供たちのために
せねばならぬことをなしうるかどうかだ  

あなたが何者なのか、どうやってここに来たのか、  
わたしには興味はない  
知りたいのはむしろ、わたしと一緒に炎の中心に立ち、
しり込みしないかどうかだ  

どこで、誰といっしょに、何をあなたが学んだか、
わたしには興味がない  
知りたいのはむしろ、ほかのすべてが崩壊したとき、  
何があなたを内から支えているかだ  


ひとりぼっちでも平気かどうか、
そして孤独なときの自分をほんとうに好きかどうか

知りたい












この記事へのコメント
好きだなこれ
Posted by だいち at 2007.11.01 20:44 | 編集
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