2013.08.18

山へ〔木曽御嶽山〕

ontake

DSC_0153_convert_20130818202913.jpg

DSC_0128_convert_20130818202802.jpg

DSC_0195_convert_20130818202611.jpg

DSC_0175_convert_20130818201721.jpg

DSC_0126_convert_20130818201837.jpg

DSC_0045_convert_20130818202000.jpg

DSC_0147_convert_20130818202530.jpg

DSC_0037_convert_20130818202654.jpg


天と地との境目がなくなる瞬間は
森林限界の先に在る

時間軸も地上とは異なる空気感に包まれ
何かを離脱するのだ

都会で自らを取り繕うための衣を脱ぎ
人と比べることでつくられた小さな見栄を捨て
いい人であろうと塗りたくられた心を洗う

そこには純粋に生が存在し
大地と、そして自分自身の呼吸と対面する

誰かが代わりにこの景色を観ることは出来ないし
誰かが代わりにこの山を歩く足を貸してくれる訳でもない

ある意味、究極な孤独というなかで
大地の息が身体と心に唄を吹き込む

疲れきって麻痺した身体に
雪渓で冷やされた風が吹き付ける瞬間

その快楽にすべてを忘れてしまう


許す、なんてそう簡単に出来るはずもない
不器用で儚い人の想いも

美しく、なんてきれいごとでは収めきれない
はみ出した弱い人の心も

山は深く、そっと、離脱させる



何時間もの山旅を終えた頃
わたしは大地の一部を身に纏い
深い森のような香りをどこからか放つ


そしてひとつ何かを忘れたことに気付くのだ


遠いあの日、大事に抱えるように心に縛ってた、何かを



山は小さな浄化の雨を、そっと心に降らす


また行こう、そう思った時には
新しい山への路が始まっているのだ






***


今回の御嶽山への山旅写真をblogに掲載したものも含め
facebookにもいくつかupしています∞

どなたでもご覧頂けます

「ONTAKE」






































この記事へのコメント
管理者にだけ表示を許可する