2012.06.24

日常の世界

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音楽の中に住む時、私はどこまでも飛べる鳥になった
絵を夢中で描く時、私はどこまでも時間を越える光になった
芝居で役になりきっている時、私はどこまでも自由だった

言葉も説明もあまり必要のない抽象的な世界は
どこまでも果てしなく天へと繋がっている気さえさせて
何色でもない、何色にでもなる瞬間は心から呼吸をしている気持ちになった


スポットライトが消灯し、明日へと続く道を歩く時
私は余韻が消えつつある現実を、いつも必死で掴んだ

眠りに落ちて朝をむかえたら、全てが夢だったと錯覚するような強い朝日が身体に落ちて
それでも進み続ける時間をどうにかしてたぐり寄せた

「普通」には生きられないと悟っているふりをしていて
そうすることで、自分への自信をかろうじて得ていたのかもしれない


私はいま、その「普通」の世界に飛び込んでいる
それはとても自然に、その時を待っていたかのように
その日常の中にいる

朝や夕方の満員の通勤電車では、大多数の人々の日常がある
しっかりとそのひとつひとつに、ストーリーがある

そういうことを肌で感じた時に
表現者が特別な訳ではないということを感じて
涙が出そうになるのだ

ふとした人々の日常が教えてくれる

電車の窓からこの大きな街を照らす夕焼けが
日常を精いっぱい享受する、眠りにつくサラリーマンが
お腹をやさしくさする神秘的な姿の妊婦の女性が
ペンキだらけに汚れた作業着の若者が

私はなんて小さな世界に居たのだろうと
その日常の景色が心に染み込んで
新しい旅の仕方を教えてくれる

自由を手放した訳ではないけれど

いつか表現だけで道を歩く日が来た時
きっとこの日常の景色たちは
私を支えてくれると思う


月曜日の
また日常の景色が私を呼んでいる
そろそろ明日の準備をしよう





***
夏至あけ
お元気ですか?

何やら更新もままならず
ごめんなさい。。

やっと言葉にできました

私は蟹座なので夏至は蟹座のはじまり
一皮むける節目の様なタイミングです

こころが揺れる日もありますが
水が溢れ出さないように(ダムの壁みたいに(笑) )
日常のルーティンワークが支えてくれています

身体も生まれ変わっている時期みたいで
そろそろ三十路の準備ができてきました

30代は自由と自立と遊び心も持てるように
20代で培ってきたものを活かせるような
きもちいい毎日を送りたいです

愛おしい日常のすべてにハグをこめて


すてきな日々を















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