2011.01.05

芝居を終えて



ステージに立っているときは
それが唄でも、芝居でも
独特の感覚がある

演じる中でみえるその世界は

自分に一番遠いところの様な
自分に一番近いところの様な
独特な感覚だ

時に、ステージが終わって
覚えていない、という事があって
(時間軸が歪むとある人は言っていた)

その瞬間があったステージは
自分の中に流れる空気が
すべて入れ替わったような爽快感がある


今回の芝居にはそれがあった

ストイックともいえるような
本番の舞台に向けたモチベーションの高め方と
稽古で繰り返される自分との対話

物語に生きることができるまで
それはひたすら続いた

頭では分かっていても身体が動かない
考えればもっと動けなくなる

何十回も繰り返した
何百回も台本をみて回想した

約20日の稽古で
その出口みたいなものは
一向に見えなかった

自分が自分自身を超えたいという
欲求は余計に努力が必要だった

それでも出来ないかもしれない
という不安は不思議となかった

タイミングや環境、他からのものが
それをどうにかしてくれるとも考えなかった

自分自身をただひたすら信じた
正しく言えばそうすることしか出来なかった

根拠のまるでない
ぎりぎりの自分の中にあるものを
ただひたすら待った

究極、人はもしかしたら
ある意味では無意識に表現ができるのかもしれない

本番のステージの中で
やっとわたしはその待っていたものと
対面した

物語に生きる時
自分が目の前に在り、同時に自分が去っていた

ある意味では無意識で
何者にでもなれた

エンディングのための照明が明るく照った時も
まだ戻ってこれなかった

自分の名前を呼ばれたとき我にかえった


自分が、自分たちの表現が
どこまで観てくれた人々の心に
響いたかは分からない

ただ心の底から
表現をしていてよかったと思えた

まだまだしたいことがある
これからも表現の学びが続く


とても幸せだった
この感覚を忘れないでおこうと思った













***
新月あけ
明けましておめでとうございます

いつもこのblogをみてくれているみなさん
ありがとうございます

なんとこのblogも丸4年、今年は5年めです
更新が適当なのにもかかわらず(笑)
お付き合いくださりありがとうございます!


今回は+日食
はじまりっぽい新月でした

師走の忙しさを乗り越え
やっと自分の時間が持てています

今年は新しい気持ちで
ソロ活動もばしばしやっていこうと
思っています

去年はバンドのメンバーをはじめ
芝居でもたくさんのみなさんに支えてもらいました

わたしみたいな完全感覚人間の
やりづらいであろう役者に
じっと辛抱強く指導してくれた
演出家パクさんのように
わたしもなりたいところでございます

さてさて
次のライブですが
今のところの予定では
20日に柏屋でタブラのなおとくんと
30日はmemeでマファリです

また告知します


それでは
よい一年になりますように

すてきな日々を




















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