2008.06.20

夏至の前に思うこと

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「私の愛する人が現われる時、
どんな目で私は彼を見るだろうか

それは彼の目であって、私の目ではない
彼以外に彼を見る者はいないからだ」

イブン・アラビー


私たちは自分の飾りをいかによく見せるか、
いかに社会にとって完璧な人間になれるか、
その事で一生懸命だ

自分を隠し、周りの価値観をさぐり、
他者を批判し、人にどう見られているか考え、

自殺や秋葉原の事件に慣れてしまっているこの社会

なにかがおかしい

他者に求めること、批判することが
あまりにも多い傾向にある
この社会で

自分がどうしたいか
自分は本当は何に向いているのか
分からなくなるのは当然なのかもしれない

相手は自分の鏡で
対象は自分をみせてくれる

言葉では現せないこともあるかもしれない
行動で表現できないことかもしれない

どんな人も
自分の目の前にいる人に

語らずとも語っている「自分」が
存在している


他人はただの他人ではなく
「自分はそこに在る」ということを
今一度ふりかえる時なのかもしれない




満月の晩、光に満ちた今をすごしていますか
明日から私はWPPD(ワールドピースプレイヤーデイ)に参加します

夏至の日に、富士の浄化の雨とともに
聖なる灯を囲み祈りをしてきます

あいと感謝の祈り

すべての人に届きますように




すてきな夏至を

WPPD2008
http://www.wppd2004.org/2008_mtfuji.html









Posted at 00:19 | ひとりごと |
2008.06.04

空っぽにするということ

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知り合いで行者のような、寅さんのようなおじさんがいる

連絡先や詳しいパーソナルの情報は知らない
おじさんは風のように、忘れた頃に目の前に現れる

ある時はインド人を連れてやってきた
そしてある時は歴史書を持って

約束も探り合うこともしない、ほんとに不思議なつきあいだけど
それがとてもシンプルで、スムーズで、そして
また必ず出会うという確信がいつもある

先日おじさんは分厚い本を持ちながら
さりげなく笑いながら言った

「自分をね、時々空っぽにするんだ
そうしたらね、歳をとっても新しいことが入ってきて学べるから」


詰め込みすぎた心や思考は
時に視野を広げるように見えて、
実は自分の可能性を狭めている時がある

空っぽにすることは不安なのかもしれない
せっかく学んだ知識を失ってしまうのはこわいから

それでもまた空っぽにできる勇気
やわらかい、その生き方

それにとても共感できた
 

たいがい思考や心がいっぱいで溢れている時は、
自分のことしか考えていない時が多い

手に入れたいこと
満たされたい心
手放したくない何か

執着や依存、自我(エゴ)は
ただ欲望の渦をひたすらまわっているだけで
気づいたら大切な何かを失っていたなんてことがある


シャーンティデーヴァは言った


「この世にある喜びという喜びは
ほか幸せを願う気持ちからやって来る

この世にある苦しみという苦しみは
己の幸せを願う気持ちからやって来る」


他者を幸せにすることは
自分を幸せにすることだ

すべては自分にかえってくる
目先の欲望に捕らわれて
人はそれをつい忘れてしまいがちだ


おじさんとさよならする時、
「また来世でね」
なんて言い合った

おじさんの後ろ姿を見ていたら、
確かにどこか懐かしい感覚が空気に広がった

どこかで出会った事のある背中に感じて、
急にいとおしくなった

この肉体を捨て、死を迎えた後にも
また会えるような 

そんな気がした






今日は新月
静かな始まりを感じている方も多いと思います

特に今は夏至の前、雨の日々
体調をくずしやすい時期なので
無理をせず、ゆるりと雨のオトを感じて
いつもがんばっている自分を休ませてあげてくださいね

すてきな新月を




おまけ
雨空にpost rockなオトがお気に入りです
toe(日本人アーティスト) ドラム・パーカッションがいい!
http://jp.youtube.com/watch?v=-LtTUEYjBu4&feature=related







Posted at 14:39 | ひとりごと |