2007.03.29

Staurolite スタロウライト

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なにやら最近気になる存在の石がいる

Staurolite スタロウライト(十字石)
二つの結晶がかみ合ってできた貫入双晶のクリスタル

小さい宇宙は人の目をしばらくはなせなくさせる

自然界の神秘はまるで神を具現化するように
人や神の存在は神聖であり、同時に自然であると魅せるように
語りかけている

キリストの死を知った妖精たちが流した涙の結晶といわれるこの石は
細かい流星のような結晶に光が反射してキラキラしていて
交わるというこの星の奇跡を現して存在している

交わる

すべての呼吸とタイミングと意思が重なり、その一瞬をつくり出す
交わるということは魂と魂との対話のシンクロであって
そのどんな交わりも、スペシャルなこと

必要な交わりが必要な時に、必要な学びとして、必要な癒しとして
人生には何度も訪れる

この石は山手の教会で祈っていた時にきこえた言葉を想い出させる


「すべてのものは万能である。すべてのものを許しなさい」


交わりの連続の旅の中で、今日も神秘のクロスに微かな光をみる







Posted at 02:29 | ひとりごと | COM(0) |
2007.03.22

ターニング春分ポイント

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昨日のライブは大きな橋を渡るようなターニングポイントだった

まさに春分の日 天と地のバランスが変わる瞬間
唄を歌うことを通してそれを体感した日だった

ライブ前日、私は暗闇に立ち合っていた
声がでない 腫れた喉と熱に神経が集中して眠れない
いろんな事がかさなった心はいっぱいになって体も壊れかけていた

歌う事を前にして初めての体験だった

私から歌をとればなにもないと心が泣いた
歌はもう私を超越して私に存在していた

泣いて暗闇を彷徨っていた私を
大切な仲間は私を大きな橋へと導いてくれた
そこには新しい自分がいると言ってくれた

薬で痛みを消して深く祈りの瞑想をして
どうにかステージに立った

頭で考える出したい声が出ない

目をつむったその時
ケーンとディジュの倍音とインディアンフルートがギターと鳴いて
放射状に何かが解き放たれた

唄を喉ではなく、自分の中の魂みたいな見えない何かで歌った
はじめて出会う声がそこにいた

不思議だった
メンバーさえ私の喉の事に気づかなかった
「今日は入ってたね」
ギターのこーちゃんはにこっとして言った

ライブが終わったあと、体はぼろぼろだった
だけど心は晴れていた

帰り道、近所の神社の前で手を合わせた

音楽に、すてきな仲間に、この瞬間に、感謝であふれた


今もあの解き放たれた瞬間のオトの余韻がかすかに残っている













Posted at 16:37 | 音楽 | COM(0) |
2007.03.15

鏡のなかに映るモノ

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「人と会いたくないというのは、自分自身と会いたくないんだ」
先日、友人が岡本太郎の言葉を言った

静かにうなずく言葉だった

自分自身の映る相手という鏡を、人は時に見たくないと思う
儚くて弱くて何かに執着した姿は、美しいものではないと感じるからだ

それも自分の一部であって、消せるものではないのを知っていながら
鏡を打ち消して、飾りをたくさん付けて見ないふりをする

私は人を愛するという恋愛の中でそれを体感してきた

鏡の中に映る自分を拒否した時も、消したふりをした時もある
それは相手を遠ざけ、苦しめた
そして同時に何より自分を、光を見失った廃人のようにさせた

いま、私はたとえ直視できなくても、鏡と向き合おうと思っている

その鏡は弱さだけでなく、次なるステージのヒントも隠されていて
そして暗闇には共存してかすかに光がある事を知ったから



鏡には飾りを付けずに、本当の意志を持った自分が待っている










Posted at 16:09 | ひとりごと | COM(0) |
2007.03.12

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冬から覚めた森に住む動物たちは、暗闇を消す春の太陽にまず出会う

かすかにみた夢のカケラが、長い冬が終わったと教えてくれて
すぐさま、それを一瞬にして消す、生きる本能と向き合う

人はいつから暗闇を光で埋め尽くす事を始めたのだろう
電気で夜を昼にし、季節を消すように、毎日働けるように、と

それでも人は動物の本能と感覚は消すことができなかった

四季に、太陽の照らす光の長さに、生きている

春がもうすぐそこだ

私の唄も、人の流れも、ずっと変わることがないと思った感情も
動き始めている

冬に学んだ厳しい寒さの中での葛藤は、雪が溶けて海に帰る様に
少しずつ和らいで、私を新しいところへと運んだ


ライブまえのリハでyou君のカリンバとこーちゃんのギターと
スタジオで音あわせをした

カリンバの音にあわせて新曲ができた
青の蒼の空と春の花に、行くあてを見失っていた旅人が出会う詩

そんな春にありがとうでいっぱいになった








Posted at 00:05 | 音楽 | COM(0) |